キムワイプ卓球研究会へ潜入!
2017年5月26日 公開版
キムワイプの使い方としてキムワイプ卓球を推奨していませんが・・・気になります!
5月初旬、SNSでキムワイプ卓球研究会なるものが開催されることを知り、「これはキムワイプブログのネタになるに違いない!」ということで東京大学キムワイプ卓球会へ取材を申し込んだところ・・・快諾していただきました!
というわけで、東京大学の文化祭「五月祭」で実施された「第1回キムワイプ卓球研究会」へ潜入してきました。
どれだけの人がこんなコアな研究会に集まるんだろうかと内心ドキドキしていましたが、始まってみれば会場は満員状態!
発表が始まるや否や、あまりにアカデミックな内容に眩暈がしそうになる私のそばで、発表者の発言に嬉しそうに頷きながら聴講する方たち。そして熱い質疑応答と、予想以上の盛り上がり。
なんということでしょう?
これが日本の叡智の結集ということなのでしょうか? そもそも「キムワイプで卓球する」ことが、いったいどんなアカデミックな研究発表に???
と、疑問に思いますよね?
私のつたない説明でどれだけお伝え出来るか・・・・・・要点だけまとめてみました。
ちなみに予稿集が東京大学キムワイプ卓球会HPにUPされていますよ。
http://ut.tokyo.jp.iktta.org/
研究会要点
① キムワイプと潜在意識野木壮一郎 氏(東京大学キムワイプ卓球会)
・キムワイプをキムワイプたらしめる要素
・キムワイプカラーの、色彩学、幾何学、心理学を用いたアプローチ
・キムワイプカラーの、マンセルカラーシステムによる数値解析
② キムワイプ卓球における得点の複素数への拡張
前田健登 氏(東京大学キムワイプ卓球会)
・キム場の概念(生成・維持・消滅)
・キム場への位相導入による複素数へのより自然な拡張の試み
・位相と得点
③ キムワイプ卓球におけるルール改定の提案とケース特性を考慮した打法
石室屋 正人 氏(無所属)
・Scientific Sports としてのキム卓
・キム卓と競技としての現代卓球の違い
・キム卓のスタンスと現状ルールの妥当性
・コントロールが容易でキムワイプケースの劣化を抑える打法について
・・・・・伝わりましたでしょうか?詳細はきっとキムワイプ卓球会の皆様が何かしらの形にして発信されることでしょう!それまで待ちましょう!
東京大学キムワイプ卓球会理事の皆様との対談
クレシア:第1回キムワイプ卓球研究会の開催動機を教えてください。東大キム卓会(岩月氏):2012年にルールを制定しましたが、不完全なものだったため、2016年に作り直そうとしたんです。けれども、簡単なものではく、色々と難しく壁にぶつかりました。例えば、なんで11点先取なの?とか。他にも色々とありますが、気軽に議論できる場が必要だと考え、今回に至ります。今回の研究会をきっかけにルールの改定をしていければと思います。
クレシア:我々が想像している以上に日々キムワイプ卓球について考えているんですね!今回の発表は各テーマ20分という長い時間ですが、今日の発表会に臨むにあたり、どれくらいの時間を費やしたのでしょうか。
東大キム卓会(前田氏):スライド自体はゴールデンウィークの丸2日間を使って作成しました。研究内容自体は日々のキム卓活動の一環で考えていたことをまとめたものです。
クレシア:貴重なゴールディンウィークを2日間も!私のゴールデンウィークは・・・・。それにしても、日々このようなことを考えているということなのですか?
東大キム卓会(岩月氏): はい、普通に考えてますよ。
クレシア:では、これからの目標があれば教えてください。
東大キム卓会(前田氏):活動頻度を上げる・新入部員の定着・キムワイプ卓球文化を根付かせる!
20分以上に渡り、対談させていただきましたがキムワイプに対する熱い想いを毎秒感じていました。
圧倒されることばかりでしたが、このような形でキムワイプのことを考えていただけれてると思うと感動です。
みなさん本当にありがとうございます。そしてこれからもキムワイプを宜しくお願いいたします。