不織布ワイパー ラインアップ・性能比較一覧表
日本製紙クレシアの不織布ワイパー
不織布ワイパーは素材・製法により強度や吸収性、風合いが異なります。また、シートサイズや形状によって使われ方もお客様ごとに様々です。そこで、当社は製造現場から病院・介護・食品に至るまで様々な業種のお客様の「清掃・拭き取り作業」の課題をヒアリングし、お客様に合った製品提案を行っています。
ワイプオールとは
より毛羽立ちの少ない上質なウエスを必要とするお客様向けに1994年(平成6年)に前身の「ワークホース」から現在は「ワイプオール」へ名称を変え発売しています。ワイプオールはハイドロニットという強度に優れたポリプロピレン不織布に高水圧でパルプを絡ませてシート化したバインダー(接着剤)を使用しない製法で作られた不織布ワイパーです。布のような丈夫さと紙の持つ吸収性を兼ね備えた素材で、「ドライ」でも「ウェット」でも「拭く・敷く・包む」まで幅広く使うことができます。ワイプオールは製造現場から病院・介護・食品など多方面で愛用されており、産業用ワイパーとして世の中に定着しています。
キムタオルとワイプオールの違いとは
キムタオルは4枚の紙を独自のピンエンボス加工でバインダー(接着剤)を使わず接合した紙ワイパーとして、1970年に発売開始されました。その後、24年の歳月を経て誕生したのが、ハイドロニットというバインダー(接着剤)を使用しない製法で作られた不織布ワイパーのワイプオールです。より毛羽立ちの少ない上質なウエスを必要とするお客様向けに、1994年に前身の「ワークホース」という名称で発売が開始されました。その後、現在の「ワイプオール」へ名称を変えています。
紙ワイパーのキムタオルはパルプ100%のため、水分や油の吸収スピードが速く、シートの重なりによってできた空気の層に液体が入り込むため、高い吸収力があります。ドライの状態で多量の液体汚れなどを吸収させながら拭き取るという作業に適しています。
不織布ワイパーのワイプオールは強度に優れたポリプロピレン不織布に高水圧でパルプを絡ませてシート化する製法により、布のような丈夫さと紙の持つ吸収性を兼ね備えています。強度が高く使い捨てできる不織布ワイパーは拭き取り作業としての用途の幅が広がり、塵や糸くずなどの異物混入を嫌う金属加工工場で、布ウエスの代わりとして使われています。また、食品や製薬・化粧品製造工場では、アルコールなどを含侵させたウェット状態で貯蔵タンクや製造ラインの清掃に使われています。そして、病院ではアルコールを染み込ませた衛生的な使い捨てタオルとして、ドアノブや手すりなどの環境清拭に、介護施設ではお湯に浸して使い捨ての身体清拭タオルとして使用されています。
不織布ワイパー製品ラインアップ一覧
性能を★で表しています。
※上記★印は自社不織布ワイパー内における実測値を基にした性能の参考値であり、保証値ではありません