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【清掃備品選びで自己防衛】業界別異物混入の対策法


2019.11.1

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食品や医薬品業界における異物混入は、企業の事業継続に致命的なダメージを負わせます。このような前提を踏まえ、各企業はどのように自己防衛を測ればよいのでしょうか?今回は、清掃備品選びといった観点から、この課題と対策について見ていきます。

 

業界問わず衛生管理担当者を悩ます異物混入問題

東京都が公開している異物混入に関する統計(食品の苦情統計:平成29年度)を見てみると、「異物混入」に関するものは苦情件数全体の17.7%(918件)を占めており、他の苦情要因と比べてもかなり大きな割合を占めていることがわかります。

異物混入をゼロにすることは困難と言えますが、原因別に適切な対策を講じ、万が一起こってしまった場合には再発防止に努めなければいけません。

異物混入の内容を分類して見ると、大きく分けて次の3つが存在しています。

1.植物関連の異物混入

植物関連の異物は、人的なミスから混入する可能性が最も高い異物といえます。例えば、糸や布切れ、紙片などです。服についていたり、風によって運ばれてきたりした糸くずが混入するケースも多いため、十分な注意が必要です。

2.動物関連の異物混入

動物関連の異物は、衛生面の管理不備によって起こる可能性が高いものです。昆虫やネズミの他、それらの排泄物もこの分類に含まれます。特に、食品関連の製造工程では十分な対策が必要となります。

3.鉱物関連の異物混入

鉱物とは、土や砂利の他、金属類やプラスチック、陶器類なども含まれます。これらは体内に入ると直接人を傷つける恐れがあるため、危険度の高い異物といえます。

これらの異物が混入する原因は様々ですが、特に発生確率が高いのは「糸や布切れ」といった植物関連の異物です。どれだけ衛生的な環境を整備しても、人的なミスによって糸や布切れが混入するケースは出てきます。だからこそ、これらの原因を知ることで、適切な対策を取ることが重要です。

 

製造工程で異物混入確率を下げる鍵は「清掃備品」にあり

異物の混入確率を最小化するために有効な策は、「清掃備品」を整備して製造環境を継続的に見直すことにあります。大きく分けると、次の2ステップで考えることが大切です。

1ステップ目で行うべきことは、動線を設計し、異物を物理的にシャットアウトすること。エアシャワーや手洗い場所、洗浄設備など、製造環境における動線を網羅的に見直しましょう。

そして、2ステップ目では、それぞれの動線と用途に適した「清掃備品」を設置します。例えば、エアシャワーの前では「粘着ローラー」を設置することが一般的。衣服に付いた毛髪や糸くずを除去した上で、細かい埃をエアシャワー等で除去します。

ほかにも、「粘着マット」や「衛生ワイパー」を設置するなど、仕組みとして異物混入を防ぐことが有効です。このような順序を適時ルール化し、例外をつくらずに運用することが、異物混入を防ぐポイントといえるでしょう。

そして、上記の環境整備に加えて重要なことが、従業員の教育です。異物混入に対する理解が不十分な状態で運用を進めても、必ずどこかで失敗が起きます。日ごろから毛髪や爪などの手入れを行うように教育を行い、清掃備品の使い方や注意点、見落としがちなポイントなど、きちんと手順化したうえで周知することが必要です。

また、作業に入る前には、時計や指輪などの装備品を外すようにするなど、未然にミスを防ぐ教育を実施しましょう。例外や甘い運用体制をつくらないためにも、身だしなみを相互にチェックする運用ルールをつくることが望まれます。

続いて、業界別により細かな対策を見てみましょう。

業界別異物混入対策の製品

・医療品業界向け

医薬品は人の体内に入るという特性上、異物混入を含めた品質管理は極めて高いレベルが求められます。近年は、包装工程前後に組み込まれたマイクロメートル(µm)単位の異物を画像検査で自動検知するなど、新たなテクノロジーも進化しています。

しかし、大原則は「異物を入れない」ということ。だからこそ、クリーンエリアやクリーンベンチでは、自己発塵が少ない繊維構造を持った産業用ワイパーが求められます。毛羽立たせず吸収性が高いクリーンワイパーは、異物混入対策の必需品といえるでしょう。

・食品業界向け

医薬品と同じく、「食品業界」も異物混入の防止が重要課題として挙げられています。特に、食品や原材料ごとに管理方法が異なるため、紙ワイパーや不織布ワイパーを扱う上では「色分け」を工夫して使うことが、衛生環境を維持するための運用体制をつくる上で効果的でしょう。

そこで日本製紙クレシアは、異物混入対策には業界ごとの特性を踏まえた清掃備品を多く揃えております。異物混入対策を強化したいとお考えの方は、是非こちらをご覧ください。



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