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【改善事例付き】労災を減少させる安全対策のへの糸口とは


2019.11.1

②【清掃備品選びで自己防衛】業界別異物混入の対策法.jpg

増加の一途をたどる労災。管理担当者はこれらを減らすために、具体的になにから取り組む必要があるのでしょうか。今回は、労災に関する現状と事前に準備できる対策について見ていきます。

 


増え続ける作業中の事故とケガ

厚生労働省の発表によると、労働災害の死亡者数は減少傾向にあるものの、「休業4日以上」の死傷者数は127,329人(対前年比5.7%増)となり、3年連続で増加しています。
(出所:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04685.html

死傷事故の原因は業種により様々ですが、いずれも近年の変化や傾向を踏まえた防止策を講じることが重要な役割を担います。建設業を例に挙げると、「高温・低温物との接触」、「激突され」が大幅に増加傾向にあります。例えば、岩盤をドリルで破砕中、噴出した破砕剤によって薬傷を負うといった事態も起きており、「保護眼鏡を着用していなかった」、つまり「仕様書に従った適切な作業手順を行っていなかった」という原因が指摘されています。

このように、結果としての「事故」と原因となる「経緯・背景」を紐解くと、労災の減少につながるポイントを見出すことが可能です。

また、平均気温が上昇傾向にある近年、見逃してはならないのが「熱中症」です。近年は、”労働災害としての”熱中症で、毎年、約20人が死亡し、その約15~20倍の人数が4日間以上の休業を強いられています。軽症の場合には、応急処置で回復する場合もあるため、労働災害として報告されているのは一部といえるでしょう。死亡者が全て男性という点も、対策を考えるうえでポイントとなるはずです。

熱中症を防止するうえでは、適切なタイミングで休憩を取ると同時に、「防護服に関する工夫」も必要になります。

例えば、防護服の下に冷却ベストを着用するなど、業務上の安全と熱中症対策の両立を図るといった具合です。このように、現場での安全対策を考えるうえでは、業務の運用ルールと環境づくり、それらを支える最適な製品選びという観点が欠かせません。

事故防止に欠かせない保守とメンテナンス

屋外から屋内の業務に目を向けると、工場での労災を減少させるためには「設備機器の保守とメンテナンス」が重要な役割を果たすことが指摘されています。工場での業務というと、製造や修理などのイメージが強いかもしれませんが、製造工程を絶え間なく稼働させ続けるための「保守・メンテナンス」も重要なミッションなのです。

例えば、工場のベルトコンベアをはじめとする設備機器は、場合によっては24時間稼働し続けているものもあり、私たちの予想以上に大きな負荷がかかり続けています。想定外のタイミングで故障した場合、イレギュラーな修理の過程で感電や火災を引き起こす恐れもあります。また、部品が老朽化した結果、周囲で作業していた作業員に大けがを負わせるリスクもはらんでいます。

このように、想定外の事故を防止し、従業員に思わぬ被害を及ぼさないようにするためにも、点検リストに沿ったメンテナンスや消耗品の交換など、定期的な取り組みは欠かせません。

5Sによる危険のない環境づくりの意識を高めることが重要

安全な環境づくりを考えるうえで、設備機器の故障を始めとする直接的なリスクを排除する以外に、どのようなアプローチが求められるのでしょうか?基本的な考え方として欠かしてはいけないのが「5S」に対する取り組みです。

「5S」の真の目的の一つは、単にきれいな職場環境をつくるだけではなく、「安全の土台」となる環境づくりを進めることにあります。例えば、5Sが不足し、油・水漏れ、粉塵の飛散などが常態化すれば、それは事故や災害に直結します。5S不足の状態は、事故・災害のリスクを抱えながら業務を遂行することと同意です。

裏を返せば、徹底して5Sに取り組めば、それは必然的に危険のない環境づくりにつながっていくのです。もしも自社の職場環境に漠然とした不安や危機感を感じるようであれば、抜本的な取り組みや革新的な対策を考える前に、まずは5Sと向き合ってみることが解決の近道かもしれません。

5Sによる意識レベルの向上事例

最後に、5Sの取り組みを継続する上でのポイントについてご紹介します。5Sの取り組み内容によっては、成果を数字で認識できなかったり、すぐに目に見える効果が見えなかったりすることから、「継続することが難しい」という方もいらっしゃるようです。

そんな職場におすすめしたい方法が、「清掃備品の交換」です。例えば、あるプラスチック射出成形工場では、金型の油汚れを拭いた際に「糸くず等の発生」があると歩留りに影響が出ることが課題になっていました。そこで、従来使用していたウエスから、「毛羽立ちにくいタイプの不織布ワイパー」に清掃備品の切り替えを実施。結果的に糸くず等の発生が少なくなり、素早く拭き取りで清掃できるようになったことで、「従業員の清掃に対する意識レベルも向上した」という声があがっているそうです。


このように、清掃備品一つを替えるだけで、従業員の5Sに対する意識が変わり、習慣が変わり、危険のない環境づくりへとつながっていきます。労災の減少を目的とした安全対策がテーマになっている職場では、このような具体的なアプローチが問題解決の鍵になります。

そこで日本製紙クレシアは、危険のない環境づくりの1手として、品質のよい清掃備品をご提案しております。作業者の安全を確保する保護眼鏡や暑さ対策を兼ねた防護服、作業効率化をはかりながら5Sの意識を向上させる産業用ワイパーなど、あらゆる使用目的に最適な備品をそろえております。安全対策を強化していきたいとお考えのご担当者様は弊社までお問合せください。
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